クレジットカード業界の動向に沿って、おトクなクレジットカードをジャンル別に比較して解説。人気ランキングや注目のキャンペーン情報も発信中。
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三菱UFJニコスは、2010年3月15日付けで、「NICOSカードの海外旅行傷害保険サービス変更(適用条件・保険金額)並びにUFJカード「シートベルト保険」サービス終了に関わるお知らせ」を発表しました。

詳細ですが、まず、保険適用条件が改悪されます。

すなわち、現在、自動付帯されている同カードの「海外旅行傷害保険」の適用条件は、2010年7月1日出発分より、日本出国前にNICOSカードで海外旅行代金などをお支払いいただくことが適用条件(利用付帯)となります。

さらに、保険金額も、障害・疾病治療保険金ならびに救援者費用保険金が、これまでの200万円から、2010年7月1日出発分より、100万円に減額となります。

NICOSカードの最大の人気サービスは、その大半のカードに付帯している海外旅行保険サービスの補償金額が一般カードでは最高クラスであることでした。近年では、とくに、高額補償の海外旅行保険を売り物に、年会費無料のニコスVIASOカードは、2006年10月の発行開始以来、2007~2008年の間、圧倒的な人気を誇っていました。

今回のNICOSカードのサービス改悪は、海外旅行保険目的で入会した既存のNICOSカード会員の解約につながる舵取りであるといえます。

三菱UFJニコスは、これまでにも、2009年12月に、同社のDCカード、UFJカード、NICOSカードのプロパーカードの新規入会受付を終了するなど、MUFGカードを主力ブランドとする戦略を推進していますが、今後は、NICOSカードブランドやDCカードブランドで発行されている各種提携カードも新規入会受付停止などに発展していきそうな趨勢です。

NICOSカードの海外旅行保険は、とっても魅力的だっただけに、今回のサービス改悪は非常に残念です。
NICOSカード会員の方は、入会動機となったサービスの改悪に、正直、失望を感じておられるのではないかと思います。

こうなってくると、いよいよNICOSブランドも先が長くないかなといった気がしてきます。さびしいですね。



もっとも、東京メトロTo Me CARD NICOSシナジーNICOSカード中日本プレミアムドライバーズカードなどのように、もともと海外旅行保険が付帯していない提携カードの場合は、提携カードならではの独自ポイントプログラムや提携先での優待特典が主なる入会動機となりますから、一概に「NICOSカードブランドだから入会メリットなし」というわけではありませんが。。

ちなみに、三菱UFJニコスがNICOSブランドで新日本石油と提携発行しているENEOSカードは、2010年3月31日をもって、一旦、新規入会受付を停止しています。
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2010年2月22日付で、三菱UFJニコスが、同社の主力カードMUFGカードを対象に、ショッピング年間利用額や年会費支払いに応じて、長期・継続利用顧客を優遇する「プレミアムスタープログラム」の新設を発表しました。

具体的には、毎年の年会費支払いまたはショッピング年間利用額50万円以上の際に優遇マーク(★印)が1つ付与されます。★5つのファイブスターメンバー「5つ星会員」(最短3年で達成可能)になると、ボーナスポイント「プレミアムBONUS」の権利が得られる仕組みになっています。「プレミアムBONUS」はショッピング利用額と基本ポイントの前年実績によってポイント数が決定し、年1回自動加算されます。

■優遇特典(「プレミアムBONUS」の算出方法)
前年のショッピング利用額100万円以上の場合  ⇒⇒⇒  前年の基本ポイントの20%分を進呈
前年のショッピング利用額50万円以上100万円未満の場合⇒⇒ 前年の基本ポイントの10%分を進呈
前年のショッピング利用額50万円未満の場合  ⇒⇒⇒  なし

激化するカード各社のメインカード化戦略
三菱UFJニコスは、同社が運営するカードブランド(DC、UFJ、NICOS、MUFG)のうちMUFGカードを主力カードとする企業方針を明確に打ち立てています。

クレジットカード各社は、カードの淘汰を進めると考えられる「総量規制」(2010年6月までに完全施行)の前に、カード会員の囲い込みを早急の課題としています。そのため、会員に自社カードをメインカードとして使ってもらえるような特典を新設するなど、主力カードのスペックの充実化を進めています。

この例としては、2009年8月から魅力的なサービスを大幅に追加してリニューアルしたJCBカードの主力ラインナップ「JCB ORIGINALシリーズ」がまずあげられます。JCB ORIGINALシリーズを成す、4枚のカード(JCB CARD EXTAGEJCB一般カードJCB GOLD EXTAGEJCBゴールド)は、年会費無料・学生向け、一般クラス、ヤングゴールドクラス、主力ゴールドクラスのいずれにおいても、お得感をアピールする特典を備えています。

なかでも、JCBゴールドは、ショッピングご利用合計金額が2年連続で100万円以上の方を対象に、専用デザインカードの発行をはじめ「プライオリティ・パス」への無料入会、「プレミア宿泊優待プラン」、ショッピングガード保険の補償額アップなど、準プラチナ級特典を提供する「JCBゴールド ザ・プレミア」特典を発表しており、ゴールドカードの会員の取り込みに強い意欲を示しています。

JCBゴールドと同様な取り組みとして、アメリカン・エキスプレスも、同社のアメリカン・エキスプレス・カードならびにアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員のうち、1プログラム年度の利用額200万円以上の優良会員を対象に、プライオリティ・パスへの無料入会などの準プラチナ特典を提供する「クラブ プレミアム プラス」特典も発表することで、同社のメインカード戦略を発表しています。>>JCBゴールド・ザ・プレミアとアメリカン・エキスプレス「クラブ・プレミアム・プラス」に関する記事はこちら

今回、三菱UFJニコスが発表したMUFGカードの「プレミアムスタープログラム」は、ジェーシービーやアメリカン・エキスプレスに対抗する、同社のMUFGカードをメインカード戦略の一環といえます。

ただし、ポイント還元率以上にステイタスを志向するゴールドカード会員に対しては、プライオリティ・パスへの無料入会などの高付加価値サービスをアピールする方がメインカード化の決め手になるのだろうと思いますが、三菱UFJニコスとしては、すでに、年会費21,000円の低価格でプライオリティ・パス+国内外でのコンシェルジュサービスを提供するMUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを開発しているため、ジェーシービーやアメリカン・エキスプレスとは、異なる方式でのメインカード化戦略を進めざるを得ないという台所事情があるでしょうか。

MUFGカードシリーズのうち、年会費2,000円ゴールドの先駆けとして人気のゴールドカードである「MUFGカードゴールド」と、年会費21,000円でステイタス感と準プラチナ級特典をアピールする「MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、両者とも市場にアピールする魅力を備えたカードであり、今回の「プレミアムスタープログラム」は、両者の人気をより確固たるものとする役割を果たしそうですが、

激戦の年会費1万円クラスにある「MUFGカードゴールドプレステージ」については、この程度の特典追加だけでは、カード会員獲得は、ちょっと厳しいようにみえます。

ジェーシービー、三菱UFJニコスというカード業界の最大手のメインカード化戦略を発表を受けて、もうひとつの雄、三井住友カードがどう動くのかが楽しみです。三井住友カードは、ここ数年間、登録すると年会費無料もしくは半額になる「マイ・ペイすリボ」を前面に出すことで、ライバル会社の主力カードに対する優位性をアピールしてきましたが、優良会員向け特典においては、すでに、ポイント面でもサービス面でも、ライバル会社のメインカード化戦略に対して遅れをとっているといえます。

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2009年12月、三菱UFJニコスは、以下のとおり、同社のカードブランド「DCカード」、「UFJカード」および「NICOSカード」のプロパーカードの新規募集の終了を発表しました。

「下記のカードにつきましては、弊社都合により平成21年12月18日をもちまして新規募集を終了いたしましたのでご案内申し上げます。お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

■新規募集終了カード
DCカード(一般)、 DCカードニューズ、DCカードエスプリ(学生専用カード)、DCカードエスプリニューズ、DCゴールドカード、DCゴールドカードヴァン、UFJカード(VISA・MasterCard)、UFJカードゴールド(VISA・MasterCard)、UFJカード プレミオ、UFJカードジェイ・ワン(JCB)、UFJ グランデ(JCB)、NICOS一般カード、NICOS学生カード「n-com」、NICOSゴールドカード、NICOSプレミオ、K-Powerカード、VIASO(ビアソ)カード(UFJカード)、VIASO(ビアソ)カード(NICOS)」

※2009年12月20日現在、DCカードJizile<ジザイル>、NICOS貢献型カード、UFJカード(JCB)、UFJカード・アイム(VISA/MasterCard)、UFJゴールドカード(JCB)は、新規募集継続中です。

なお、三菱UFJニコスは、代替カードとして、
「安全・安心・高品質なサービスを提供する『MUFGカード』をおすすめしております」
としています。

■各種提携カードについて
JALカード(VISA/MasterCard)東京電力Switch!カードシナジーNICOSカード東京メトロTo Me CARDENEOSカードなど、DCカード、NICOSカードブランドで発行されている多数の提携カードについては、今のところ、新規募集継続中です。


■コメント
今回の新規入会募集終了カードのなかには、
かなり人気の高かったK-POWERカード、UFJプレミオ、NICOSプレミオ、UFJ VIASOカード、NICOS VIASOカードも含まれていますので、三菱UFJニコスには、新規入会者数の減少というリアクションがでることは必至です。

2009年12月現在、三菱UFJニコスのこれからの主力ブランド「MUFGカード」では、原則として「MUFGカード ゴールド」「MUFGカード ゴールドプレステージ」「MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」しか発行されておらず、MUFGカードブランドのクラシックカード(一般カード)は用意されていません。

三菱UFJニコスがクラシックカードを発行しないということは考えられないですから、2010年からは、MUFGカードのクラシックカードや、各種提携カードが登場することになるのでしょうね。

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2009年4月16日、クレジットカード業界最大手の三菱UFJニコスが会員向けネットモール「POINT名人,com」をグランドオープンしました。POINT名人.comは、2009年5月23日現在、ボーナスポイント2~26倍、参加ショップ345店舗(うちポイント10倍以上加算されるショップは61店舗)と、業界有数のパワフルなネットショッピングモールといえます。

三菱UFJニコスは、MUFJ CARDを筆頭に、MUFJ CARD American Express CardUFJカードNICOSカードDCカード、JAカードのブランドで多数のクレジットカードを発行していますが、これまで同社のクレジットカードの中で、ネットショッピングでボーナスポイントが獲得できるカードは、UFJ VIASO(2005年発行開始)およびニコスVIASOだけでした。

これらの2枚は、会員向けWebサービス経由で対象店舗でネットショッピングすることで、ボーナスポイントがつくネットショッピング向けカードの草分けとしてのオリジナリティがあり、2007年までは、新規会員を急拡大し続けてきました。

2007年に入ると、会員向けネットモール分野への各カード会社の新規参入が相次ぎ、クレジットカードでのネットショッピングでボーナスポイントがもらえるのは、もはや当たり前となり、VIASOカードの独自性は薄れてきました。

2009年4月現在、クレジットカード発行元運営ネットモールで参加ショップ数およびボーナスポイント加算率が大きいものには、

まず第一に、クレディセゾン運営「永久不滅.com」(永久不滅ポイントのつくセゾンカード・UCカード会員向け)

続いて、TOP&ネットモール(東急TOP&カード会員向け)およびセディナモール(セディナカード・OMCカード・CFカード会員向け)、ポイン貯モール(UCSカード会員向け)などがありました。

今回誕生したPOINT名人.comは、オープニングキャンペーンとしてポイント優遇キャンペーンを2009年6月15日まで実施していることもあり、ボーナスポイント加算率の高い店舗数では、TOP&ネットモール(2009年9月30日までポイント倍増キャンペーン中)に次いで、業界第3位に食い込むおトク度を発揮しています。

なお、「POINT名人.com」へのアクセスは、カード会員向けWebサービス画面から、各カードブランドごとに設けられた専用ページへジャンプする仕組みになっていますが、参加ショップ数やボーナスポイント加算率は原則同一のようです。

ただし、通常ポイント2倍加算されるNICOSゴールドカードおよび、VIASOカード会員については、ボーナスポイント加算率が、その他の三菱UFJニコス発行のクレジットカードと異なっています。

クレジットカード会社運営ネットショッピングモールの詳細および比較のページはこちら>>

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