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2010年2月22日付で、三菱UFJニコスが、同社の主力カードMUFGカードを対象に、ショッピング年間利用額や年会費支払いに応じて、長期・継続利用顧客を優遇する「プレミアムスタープログラム」の新設を発表しました。

具体的には、毎年の年会費支払いまたはショッピング年間利用額50万円以上の際に優遇マーク(★印)が1つ付与されます。★5つのファイブスターメンバー「5つ星会員」(最短3年で達成可能)になると、ボーナスポイント「プレミアムBONUS」の権利が得られる仕組みになっています。「プレミアムBONUS」はショッピング利用額と基本ポイントの前年実績によってポイント数が決定し、年1回自動加算されます。

■優遇特典(「プレミアムBONUS」の算出方法)
前年のショッピング利用額100万円以上の場合  ⇒⇒⇒  前年の基本ポイントの20%分を進呈
前年のショッピング利用額50万円以上100万円未満の場合⇒⇒ 前年の基本ポイントの10%分を進呈
前年のショッピング利用額50万円未満の場合  ⇒⇒⇒  なし

激化するカード各社のメインカード化戦略
三菱UFJニコスは、同社が運営するカードブランド(DC、UFJ、NICOS、MUFG)のうちMUFGカードを主力カードとする企業方針を明確に打ち立てています。

クレジットカード各社は、カードの淘汰を進めると考えられる「総量規制」(2010年6月までに完全施行)の前に、カード会員の囲い込みを早急の課題としています。そのため、会員に自社カードをメインカードとして使ってもらえるような特典を新設するなど、主力カードのスペックの充実化を進めています。

この例としては、2009年8月から魅力的なサービスを大幅に追加してリニューアルしたJCBカードの主力ラインナップ「JCB ORIGINALシリーズ」がまずあげられます。JCB ORIGINALシリーズを成す、4枚のカード(JCB CARD EXTAGEJCB一般カードJCB GOLD EXTAGEJCBゴールド)は、年会費無料・学生向け、一般クラス、ヤングゴールドクラス、主力ゴールドクラスのいずれにおいても、お得感をアピールする特典を備えています。

なかでも、JCBゴールドは、ショッピングご利用合計金額が2年連続で100万円以上の方を対象に、専用デザインカードの発行をはじめ「プライオリティ・パス」への無料入会、「プレミア宿泊優待プラン」、ショッピングガード保険の補償額アップなど、準プラチナ級特典を提供する「JCBゴールド ザ・プレミア」特典を発表しており、ゴールドカードの会員の取り込みに強い意欲を示しています。

JCBゴールドと同様な取り組みとして、アメリカン・エキスプレスも、同社のアメリカン・エキスプレス・カードならびにアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員のうち、1プログラム年度の利用額200万円以上の優良会員を対象に、プライオリティ・パスへの無料入会などの準プラチナ特典を提供する「クラブ プレミアム プラス」特典も発表することで、同社のメインカード戦略を発表しています。>>JCBゴールド・ザ・プレミアとアメリカン・エキスプレス「クラブ・プレミアム・プラス」に関する記事はこちら

今回、三菱UFJニコスが発表したMUFGカードの「プレミアムスタープログラム」は、ジェーシービーやアメリカン・エキスプレスに対抗する、同社のMUFGカードをメインカード戦略の一環といえます。

ただし、ポイント還元率以上にステイタスを志向するゴールドカード会員に対しては、プライオリティ・パスへの無料入会などの高付加価値サービスをアピールする方がメインカード化の決め手になるのだろうと思いますが、三菱UFJニコスとしては、すでに、年会費21,000円の低価格でプライオリティ・パス+国内外でのコンシェルジュサービスを提供するMUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを開発しているため、ジェーシービーやアメリカン・エキスプレスとは、異なる方式でのメインカード化戦略を進めざるを得ないという台所事情があるでしょうか。

MUFGカードシリーズのうち、年会費2,000円ゴールドの先駆けとして人気のゴールドカードである「MUFGカードゴールド」と、年会費21,000円でステイタス感と準プラチナ級特典をアピールする「MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、両者とも市場にアピールする魅力を備えたカードであり、今回の「プレミアムスタープログラム」は、両者の人気をより確固たるものとする役割を果たしそうですが、

激戦の年会費1万円クラスにある「MUFGカードゴールドプレステージ」については、この程度の特典追加だけでは、カード会員獲得は、ちょっと厳しいようにみえます。

ジェーシービー、三菱UFJニコスというカード業界の最大手のメインカード化戦略を発表を受けて、もうひとつの雄、三井住友カードがどう動くのかが楽しみです。三井住友カードは、ここ数年間、登録すると年会費無料もしくは半額になる「マイ・ペイすリボ」を前面に出すことで、ライバル会社の主力カードに対する優位性をアピールしてきましたが、優良会員向け特典においては、すでに、ポイント面でもサービス面でも、ライバル会社のメインカード化戦略に対して遅れをとっているといえます。
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