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セゾンカード発行元の株式会社クレディセゾンがアメリカン・エキスプレス提携カード発行の拡大を進めています。

クレディセゾンは、同社の主力商品「セゾンカードインターナショナル」(1988年7月発行開始)をはじめ、「西友・LIVINでの買い物5%OFF優待デー」、「永久不滅ポイント」、「年会費永久無料」の3大特典を柱とする多彩な年会費無料カードを多数開発することで会員数を拡大した、流通系クレジットカード発行元最大手です。

そのクレディセゾンが、既存の年会費無料カード路線から、収益性の高い年会費有料カードの拡大を目指し、《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カード(現行名「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」年会費3,150円)の発行を開始したのは1997年11月でした。

アメリカン・エキスプレスとしても、VISA/MasterCardなどの国際ブランドとの競争において、アメックスブランドのカード発行枚数を拡大したいという狙いがあったのでしょう。事実、アメリカン・エキスプレスは、海外でも複数のクレジットカード発行会社に発行ライセンスを供与しており、多彩なアメリカン・エキスプレス提携カードが発行されています。

ところが、その大半(もしくはすべて)は銀行系クレジットカード会社です。

しかし、日本では、アメリカン・エキスプレスは、国内最大手の銀行系クレジットカードとは手を結びませんでした。

ジェーシービーには自社のJCBブランドがあり、三井住友カードならびにDCカードには、それぞれVISA、MasterCardという強固な提携関係を確立している国際ブランドがあったため、ライバル関係にあるAMEXブランドとの提携に関心を示さなかったのかもしれません。

結局、アメリカン・エキスプレスと提携したのは、AMEXのブランド力を活用して、年会費有料カードという新路線を開拓したいクレディセゾンでした。

率直なところ、高いブランドイメージをもつAMEXと、「年会費無料」のイメージが先行するセゾンカードとの提携に違和感を感じる方は少なくなかったに違いありません。

97年当時、郵貯《セゾン》VISAカードの会員であった私に、クレディセゾンから「《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードへの入会案内」のダイレクトメールが届いたときは、

「なんで、セゾンカードがアメリカン・エキスプレスなの?」
「まだ大学卒業まもない自分がアメリカン・エキスプレス・カードに入れちゃうの?」

と面食らったことが思い出されます。

しかし、《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードは、アメリカン・エキスプレスとクレディセゾンの社運を賭けた一大プロジェクトだったのでしょう。両社の熱意は、同カードの券面デザインに端的に表れています。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード券面

何しろ、セゾンアメリカン・エキスプレス・カードの券面は、アメリカン・エキスプレスが海外で自社発行しているアメリカン・エキスプレス・ブルー・カードのデザインそのものに、「SAISON CARD INTERNATIONAL」のロゴをプリントしただけ。
一見すると、アメリカン・エキスプレス本体が発行している提携カードなのか?と連想させるデザインでした。。

「年会費無料のセゾンカード」というイメージを払しょくするには、アメリカン・エキスプレスの象徴である「センチュリオン」デザインを使用するしかない、というクレディセゾン側の強い意向があったのだと思います。アメリカン・エキスプレス・ブルー・カードのデザイン使用許可を取り付けたクレディセゾンの担当者の方が、大変な努力されたことは想像するに難くありません。

さて、《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードは、3,150円という格安年会費でAMEXカードが手に入るというだけでなく、
海外ポイント2倍、ゴールドカード並みの海外旅行保険や、充実補償の国内旅行保険・ショッピング保険などを備えたコストパフォーマンスの高いカードでもあったことから、海外旅行に行く若者を中心に、着実に会員数を拡大することに成功しました。

《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードは、日本国内のアメリカン・エキスプレスの歴史に残る、エポックメイキングなカードとなったことは間違いありません。
セゾンアメリカン・エキスプレス・カードの詳細解説はこちら≫



その後、クレディセゾンは、同社が発行する各種提携カードの国際ブランド選択肢に、AMEXを追加。
AMEXブランドのみ年会費有料(3,150円)とし、《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードと同一の保険サービスなどを備える各種アメリカン・エキスプレス提携カードを発行しています。

2005年10月になると、クレディセゾンは、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの発行を開始。

同カードは、プライオリティ・パス無料入会とコンシェルジェサービスを備えた本格的プラチナカードでありながら、「年会費21,000円&申込制」とすることで、「プラチナカード=年会費52,500円以上の招待制プレミアムカード」という当時の常識をくつがえした、日本のプラチナカード史上に残るエポックメイキングなカードとなりました。

さらに、2007年11月には、「最強ゴールド」を標榜する《セゾン》ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費10,500円)ならびに、国内初の年会費無料AMEXカードとなるセゾンカードインターナショナル・アメリカン・エキスプレス・カードの発行を開始しました。

これらの3券種の券面はいずれも、セゾンカードの独自デザインを採用していたため、セゾンカードが発行するAMEXブランドのクレジットカードであることはだれの目にもあきらかでした。

これらの3券種開発の際にも、クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスに、「センチュリオン」デザインの使用を許可を願い出ていたのかもしれません。

そうであったとしても、《セゾン》プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードならびに《セゾン》ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カーは、アメリカン・エキスプレスが自社発行するアメリカン・エキスプレス・カード(年会費12,600円)ならびにアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(年会費27,300円)と競合するカードランクであることから、許可を取り付けられなかっただろうと思います。

ところが、2010年6月9日、クレディセゾンとアメリカン・エキスプレスは、提携関係の強化を発表。

2010年7月1日より、《セゾン》プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、《セゾン》ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンカードインターナショナルアメリカン・エキスプレスは、

各々、カードフェイスにアメリカン・エキスプレスの象徴「センチュリオン」デザインを使用した、
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードへリニューアルしました。

その際、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、従来の申込制から招待制へと変更されました。
《セゾン》プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードはハイコストパフォーマンスな申込制プラチナカードとして、相当な人気を確立していたにも関わらず、リニューアル時に招待制へと切り替わったのは驚きでした。

ブランドイメージを大切にするアメリカン・エキスプレスが、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードにアメリカン・エキスプレス・プラチナ・クレジット・カードと同一デザインの利用許可を与えた背後には、同カードを招待制への切り替えるという交換条件があったのではないかと推測できます。

アメリカン・エキスプレスは、クレディセゾンのほかにも、
旧GEコンシューマー・ファイナンス(GE Moneyアメリカン・エキスプレス・カードを2007年~2009年まで発行)や三菱UFGニコス(2008年6月よりMUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード発行開始)にAMEXブランドの発行ライセンスを供与していますが、それらと比べて、アメリカン・エキスプレスとクレディセゾンとの提携関係は非常に強固です。


セゾンカードは、セゾンアメリカン・エキスプレス・カードシリーズがおススメ!

クレディセゾンは、「アメリカン・エキスプレスといえばセゾンカード」というイメージを作り上げていくという方針を打ち出しており、

2012年2月現在、新規入会受付中のセゾンカード86種類(セゾンアメリカン・エキスプレス・カードを含む)のうち、35券種でAMEXブランドを選択肢に加えるとともに、AMEXブランド限定特典を設定するなど、AMEXブランドの販売を強化しています。

2011年の業績ハイライトのなかでも、

「2011年度第2四半期決算は、主力のクレジットカード事業においては、セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードなど収益性の高いカードを中心に123万枚獲得し、総会員数は2,489万人、稼動会員は1,286万人となりました。」

と報告しているほか、
2011年12月20日リリースした、「セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードと国内大手美容室Ashグループとのサービス提携開始」のアナウンスでは、

「2014年にはアメックスブランド(当社発行カード)におけるショッピング取扱高1兆円を目指す」
とコメントしています。


さて、クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレス提携カードのなかでも、
とくに、セゾンアメリカン・エキスプレス・カードシリーズの4券種(パール、ブルー、ゴールド、プラチナ)に対しては、格別に力を注いでおり、他のセゾンカードにない多彩なオリジナル特典を提供しています。

なかでも、注目なのは、まず、セゾン手荷物無料宅配サービスです。
海外旅行からの帰国からの際、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードならびにセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード会員は、空港から自宅までスーツケース1個を無料宅配してもらえます。
※パール会員はサービス対象外。プラチナ会員は出発時にもスーツケース1個を自宅から空港まで無料宅配してもらえます。

もう一つ使えるのが、海外携帯電話レンタルサービス
セゾンアメリカン・エキスプレス・カード4券種(パールも含む)の会員は、海外で使えるレンタル携帯電話を10日間、なんとレンタル基本料金無料(通常1日250円/税込)で使うことができます。

ゴールド・アメックスには、空港ラウンジサービスなど一般的なゴールド特典のほか、ゴールドランクでは希少価値の高い、

・海外旅行時の「航空機寄託手荷物遅延費用保険/航空機遅延・乗継遅延費用保険」
・コナミスポーツクラブ優待
・ハーツNo.1クラブゴールド無料入会

といったサービスが追加されています。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード券面

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、American Expressが海外で自社発行しているAmreican Express Gold Credit Cardと同一デザインを採用。

アメリカン・エキスプレスが発行している提携カードのようにも見えるステータス感のあるデザインに仕上がっています。

しかも、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの魅力は、2011年度にもさらに向上しました。

2011年8月20日より、

リージャスビジネスワールド「ゴールドメンバーシップ」会員のサービス(通常年会費55,440円)を1年間無料で利用できるようになったのです!

2012年2月現在、これと同様のサービスを提供しているのは、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのほかには、

ダイナースクラブカードアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードシティ セレクト VISA プラチナカードといった超ゴールド級以上のプレミアムカードしかありません。



なお、クレディセゾンのAMEXブランド強化戦略は、同社が提携するカード会社にも及ぶに至っています。

とくに、強固な提携関係にある出光クレジット㈱は、2011年7月19日に、同社が発行する人気カード出光カードまいどプラスにAMEXブランドを追加したほか、2011年12月1日には、“ザ・ゴールド”出光セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費7,350円)ならびに“ザ・プラチナ”出光セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費21,000円)の発行を開始しています。

これらの3券種は、西友・LIVINを使う機会があり、かつ出光SSで給油するドライバーにとっては、コストパフォーマンスの高い特典を備えています。
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